【アメリカ留学中の住居探し】何を重要視する?日本との違いは?○○が大事!

住居探し

留学する時の住居ってどうやって決める?

何を重要視したら良い?

日本とどんなところが違う?

と悩んでいる人も多いと思います.

アメリカの住居探しは日本よりも難しい事が多いです.

「現地まで下見に訪れる」こともなかなかできません.

また,安易に決定すると費用も高いですし,後から後悔することになります.

この記事では,実際に私が何を重要視して住居を決定したのか,周りの人はどのように決定したのかを紹介します.

実際に住んでみてのメリット・デメリットを体験談とともに紹介しますので,参考にして下さい.

私がアメリカに住んで,これは良かった!と思うのは↓になります.

  1. 治安が良い
  2. 交通の便が良い
  3. ドアマンが居る
  4. 洗濯機が建物内にある
  5. 大家がメチャクチャ良い人
目次

アメリカでの居住スタイル

ルームシェア

アメリカで住居を探す時の選択肢として以下が挙げられます.

  • 大学の寮に住む
  • アパートあるいは一軒家を借りて暮らす
  • 他の人とルームシェアを行う(一人の場合)

大学の寮

寮のメリットとしては,

  • 家賃が周囲の物件に比較すると安い
  • 研究室まで,距離が近いことが多い
  • 大学が管理しているので,何か起きた時に連絡が取りやすい

と良いことが多く,逆にデメリットはほぼ無いです.

そこに入れるかどうかはわかりませんが,一度確認してみる価値はあると思います.

私の場合,空きが無かったので入れませんでした・・・

アパート/一軒家

日本でもアパート,マンション,一軒家を借りている方も多いですし,アメリカも同じです.

一人暮らしに一軒家は広すぎますが,家族で来られる方にとっては,一軒家は良い選択です.

アメリカの一軒家はかなり広いので,家族で住むには快適だと思います.

ルームシェア

  • 一人で住む予定
  • 他人との共同生活は気にならない
  • いち早く英語力を上達させたい!

という方は,ルームシェアはおすすめの選択肢です.

特に都市部では家賃がかなり高いので,家賃を抑えれる&綺麗なところに住める可能性が高くなります.

私は一人の時間が欲しかったので,ルームシェアは選択しませんでした.

アメリカの賃貸物件の探し方

探し方

おすすめの不動産は?

賃貸物件を探すためには,まず不動産を探さないといけません.

日本語で検索できる不動産会社としては,

  • エイブル
  • センチュリー21

などがあります.

けれども,初めてアメリカに住む人に一番おすすめの不動産の探し方は,

その現地に居る日本人に話を聞く.特に,同じ研究留学している人に聞くのが一番間違いないです.

お金がいくらかかっても良いのであれば,駐在さんに聞いても良いと思います.

不動産の方に,同じような人がいるか聞くのもありです.

これができると,

  • どの辺に住むのが良いか
  • 近くのスーパーや買い物ができる場所やお得な情報を聞ける
  • 日本人の知り合いができる!

などのメリットがあります.

私の場合も,同じ大学の研究留学に来られている人から現地の不動産(日本人の方)を紹介してもらい,探すこととなりました.

もし,タイミングがあえば,前任が住んでいる部屋を引き継いで借りれる可能性があります.
日本人は丁寧に使うことが多いので,生活必需品を安く譲り受けたり,揃える必要もない可能性があるので,聞いてみる価値は高いです.

アメリカの賃貸物件の特徴,日本との違い

紹介してもらった不動産の方から色々とお話を聞いたところ,アメリカの物件では

  • 家賃交渉は当たり前(表示よりも安くなる可能性あり)
  • 留学する人が借りる場合は,銀行残高証明書が必要
  • 契約期間は基本的に半年〜1年以上
  • 契約開始は,物件によってはいつからでも大丈夫だが,基本はビザの取得する頃に

という手続きの特徴があるとのこと.

また,アメリカの住居と日本の住居では異なることろはたくさんありますが

私が建物に関して日本と違うなーと感じたのは,以下8つです.

  1. 古い
  2. 部屋が広い
  3. 家賃が高い
  4. エアコンがうるさい
  5. 洗濯機が部屋に無い
  6. 光熱費が家賃に含まれる
  7. 家電は家に設置されている
  8. 家の品質が高いわけではない

古い

基本,建物は古いです.

というか,あまり新しい建物がないです.

築50−100年とか当たり前です.

地震がないからでしょうか.

アメリカなどは,古い家のほうが価値が上がることも多く,

新しい家では不具合があることが多いので,住んでみて数年経っていたほうが安心と言われています.

日本では考えられないです.

また,新築はめちゃくちゃ高いです.

都市部の部屋は狭い.そこから外れると,無駄に広い

家賃が高いからなのか

大きい人が多いからなのか

敷地面積が広いです.

個人的にそんなに広くなくて良いのですが.

というか,狭いほうが好きです.

片付けも楽ですし.

パーティーをする文化だからかな?

ちなみに,見取り図などは無いことが多いです.

なので,できれば住む前に一度は下見ができると嬉しいですが,コロナ禍のために中々今はできないです.

お金もかかりますし.

最低家賃が高い.安いところは治安が心配

私が住んでいるところは,一人暮らし用で18−25万円/月が相場といわれました.

都市部はさらに高く,50万円も当たり前とのこと.

もちろん,探せば安いところもありますが,治安の面で心配があるとのこと.

安全をお金で買うのです.仕方のない出費です.

州によっては更新時に20%まで値上げすることも許されているそうです.ご注意を!

エアコンがうるさい

エアコンは日本のものと違います.

自動で掃除とか湿度管理とかそんな機能は無いです.

  • ドアに付けるもの
  • 壁に取り付けられているもの

とありますが,どちらもめちゃくちゃうるさいですし,大きいです.

あまりテレビを見ないですが,エアコン付けているとテレビの音は聞こえないことが多いです.

性能は間違いなく日本製のほうが優れています.

洗濯機が部屋に無い

結構,衝撃だったのですが,アパートでは自分の部屋に洗濯機があることはほとんど無いです.

同じフロアにあればかなり良い方で,同じ建物の地下にまとめてある場合も多いです.

場合によっては,建物に無い(外のランドリーを使用する必要あり)こともあります.

夏はまだ良いのですが,冬になって雪が降るとかなり大変です.

一軒家では洗濯機は家庭にあることが多いです.
ちなみに,家の内外に洗濯物を干すことはほぼ無く,乾燥機を使用します.
お気に入りor高級な服だと,ダメージがでかいかもしれないです.

光熱費が家賃に含まれる(ことが多い)

正確には電気代を除く,水道代,ガス代でが含まれることが多い印象です.

電気代は支払うことが多いです.

冬は「暖房をつけて家の温度を○℃以上に保つこと」と家を借りる時の契約書に記載されていることが多いです.

なので冬は暖房つけっぱなしだったので,春秋の10倍程度電気代がかかりました.

つけっぱなしにしとかないと,エアコンが壊れたり水道管が破裂する可能性があるらしいです.

契約書はよく読んでおいて下さい!

家電は家に設置してあることが多い

家電は備え付けがあるので,すぐに生活できることが多いです.

一般的に備え付けらている家電は

  • 冷蔵庫
  • 食洗機
  • コンロ
  • オーブン

です.

しかし,故障も多くすぐに直しに来てくれるところばかりではないとかなんとか・・・

大家さん次第だそうです.

ちなみに,電子レンジ,炊飯器などは自分で購入する必要があります.

Amazonで購入できます!

総合的に見て,家の品質が高いわけではない

もっと高い賃貸料を支払えば,品質の高い家に住むことができるのかもしれませんが,

家電がすごく優れていたり,防音や防犯,断熱が優れているわけではないです.

家電でいえば,圧倒的に日本製品のほうが良いものは多いと思います.

もともと,古いのが当たり前というところもあるのかもしれないです.

直しながら,愛着持って住んでいく感じかなーと思います.

ウォッシュレットはもちろん無いですし,バスタブが無いところもあります.

あと,古いアパートではシーリングライトは無いところが多いので,スタンドライトを購入しないといけないかもしれません.

アメリカで物件を選択する時に私がオススメする5つのオプション

おすすめ

私がアメリカで生活するようになって1年以上経過しましたが,

私自身の経験+友人の意見から総合して

次に引っ越す時,あるいは再度アメリカで暮らす時に外せないオプション(条件)は以下の5つです.

  1. 治安が良い
  2. 交通の便が良い
  3. ドアマンが居る
  4. 洗濯機が建物内にある
  5. 大家がメチャクチャ良い人

1.治安が良い

当たり前ですが,家は最も安心して過ごす場所です.

なので,少々のお金で安全が買えると思えば,多少の出費は仕方がないと思います.

治安が悪いところでは,やはり安らげることはありませんし,疲弊してしまいます.

長いこと住んでいると,段々とマヒしてくるかもしれないけど・・・

2.交通の便が良い

車を持っていると,あまり考えなくても良いように思えますが,

実はこれは結構重要です.

研究室に車で行ける場合は別ですが,

研究室近くに駐車場が無いor高くて借りれない場合は,バスなどを使用する必要があります.

その時に,交通の便が悪いとかなり大変です.

物件を選ぶ時は,どういったルートで研究室に行けるかを確認しておくほうが良いです.

3.ドアマンが居る

アパートを借りている人に限りますが,ドアマンが居るとメチャクチャ便利です.

  • 防犯性が高まる
  • 荷物を預かってもらえる
  • 英語を話す練習にもなる
  • 荷物の返送の集荷も依頼できる
  • ちょっとしたことを相談できる

などなど,メリットはめちゃくちゃ多いです.

中には「本当に役に立っているのか?」というようなドアマンもいますが...

デメリットとしては,ドアマンが居ることで家賃が上がる可能性があるということです.

でも,それを補うメリットがあると私は思っています.

4.洗濯機が建物内にある

これは友人の話を聞いて判断していますが,洗濯機はせめて建物内にあって欲しいです.

夏場はまだ良いとしても,冬は雪が降ると外に出るのも大変ですし,

洗濯が終わるまではそこから離れることができないし,

夜遅くなると治安の問題も出てくるし...

ということを考えると,建物内に洗濯機があると

  • 自由な時間に
  • 洗濯機・乾燥機に服を入れるときだけ
  • 治安を気にせずに選択できる

というメリットがあります.

5.大家が良い人

個人的にはこれが最も重要だと感じています.

アメリカの人は,とにかく仕事が適当!

時間は守らないし,なんならその日に来ないということもよくあります.

そして,上でも少し書きましたが,

アメリカの家電はよく壊れます

私が経験した家の中での故障は

  • 玄関の鍵が壊れる
  • トイレが壊れる
  • シャワーが壊れる
  • エアコンが壊れる

など...よく壊れる...

そして,この修理を手早くやってくれるかどうかは大家さん次第です.

私が借りようとしていたもう一つの物件は,比較的新しく,家賃も安く,キレイなところだったんですが,

冷蔵庫が壊れているけど,大家さんが直す気が無いので自分でなんとかしないといけないかも・・・

と言われたので,辞めました.

これは本当に良い決断だったと思っています.

不動産の方に,大家がどんな人かをよく聞いておくことをオススメします!

まとめ

アメリカの住居スタイル

  • 大学の寮
  • アパートあるいは一軒家
  • ルームシェア

などありますが,その選択肢は御自身に合ったものを選んで下さい.

不動産を探す時

  • 似た境遇で研究留学をしている現地に居る日本人に話を聞く
  • お金に余裕のある人は,駐在さんに聞いて贅沢な生活を!
  • 今はSNSも発達しているので,探しやすいかも
  • 私に聞いてくれたら,少しは力になれるかも?

日本の物件とアメリカの物件で違う点

手続きに関して

  • 家賃交渉(表示よりも安くなる可能性あり)
  • 借りる時に,銀行残高証明書が必要
  • 契約期間は基本的に半年〜1年以上
  • 契約開始は,基本はビザの取得する頃に

建物に関して

  • 古い
  • 部屋が広い
  • 家賃が高い
  • エアコンがうるさい
  • 洗濯機が部屋に無い
  • 光熱費が家賃に含まれる
  • 家電は家に設置されている
  • 家の品質が高いわけではない

物件選びの重要ポイント(個人+友人視点)

  • 治安が良い
  • 交通の便が良い
  • ドアマンが居る
  • 洗濯機が建物内にある
  • 大家がメチャクチャ良い人

住居は中々選ぶのも大変ですし,最初はあまり物件も選ぶことができません.

アメリカでクレジットカードを作ってクレジットスコアが貯まると,引越しの選択肢も広がります.

早めにクレジットヒストリーを作り始めることが大切です.

アメリカでは日本より引越しを気軽に出来るとのことなので,もし合わなかったら引越ししましょう!

最後まで読んでくれてありがとうございます.

物件選びの時に役に立つと幸いです❗

住居探し

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